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(No.84) 2013年1月13日号

(No.84) 2013年1月13日号

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No.84 【介護福祉士メルマガ】

2013年1月13日

こんにちは、合格オンラインの井上です。

昨日に引き続き、【認知症の理解】になります。

昨年の問題の難易度を確認します。

問題77から問題86までの全10問

☆の数が多いほど難しい問題となります。

問77–☆☆☆☆☆

問78–☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メルマガNo.81で解説済み

問79–☆☆☆☆☆☆

問80–☆☆☆☆☆☆☆

問81–☆☆☆☆☆☆☆☆☆

問82–☆☆☆☆☆☆☆☆☆

問83–☆☆☆☆

問84–☆☆☆☆☆

問85–☆☆☆☆☆

問86–☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


問題81を本日は確認検証してみましょう。

在宅療養中のCさん(72歳、男性)は、転倒し後頭部を打ったが、いつもと様子は変わらなかった。しかし4週間たった頃より、物忘れが急速に強くなり、ここ数日、ふらつくようになった。Cさんの疾患として、最も可能性の高いものを一つ選びなさい。

1
アルツハイマー

2
血管性認知症

3
慢性硬膜下血腫

4
クロイツフェルト・ヤコブ病

5
前頭側頭型認知症

なんだか、みたこともない聞いたこともない、普段の会話にもでてこない、疾患名があって、いやだなーーーとおもっている受験生多いと思います。でも、選択1から5は、いきなり唐突に、突然現れたのではないのです。メルマガNo.81号にある試験出題範囲の中にちゃんと疾患名が出ています。ということは、下記の試験出題範囲の用語を最初に学習しておくと下記の用語に関連する問題が出題される可能性が非常に高いということになります。


■■■
■医学的側面から見た認知症の基礎

03.記憶障害

04.見当識障害

05.失語、失行、失認、その他

06.うつ病

07.せん妄

 

08.アルツハイマー病

09.血管性認知症

10.レビー小体病

11.ピック病

12.クロイツフェルト・ヤコブ病

13.その他(慢性硬膜下血腫等)

14.検査

15.治療

16.予防


みなさまなら、上記の疾患で今年どれが出題されるとお思いますか??

10.レビー小体病

11.ピック病

14.検査

15.治療

16.予防

このあたり、出そうな気がします。

本題に戻します。
問題81の出題意図は、

認知症

認知症

認知症

といっても

原因となる病気多種あります。

例えば、みなさまがよく知っている

血管性認知症→脳梗塞等

変性性認知症→アルツハイマー型認知症 パーキンソン病 レビー小体病

感染→クロイツフェルト・ヤコブ病 HIV関連認知症

治療可能な認知症→慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能低下症

そうです
認知症の原因となる主な病気の症状の特徴について問題81は意図して作られています。

ですので、出題意図を考え、きちんと認知症の定義を学習しておく必要があります。

おわかれの前に本日の一問

幻視・認知機能の急激な変動などが特徴的な認知症は?

 

解答はあしたお知らせします。

よい一日をお過ごしください。では、またあした・・・

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