めるまが書庫(ケアマネ専門)

             合格オンライン

(No.93) 2013年1月22日号

(No.93) 2013年1月22日号

01-green

No.93【介護福祉士メルマガ】

2013年1月22日

こんにちは、合格オンラインの井上です。

昨日に引き続き、【障害の理解】になります。

問1
内部障害は身体障害者福祉法第4節に定める、肢体不自由以外の体の内部の障害である。

答え



体の内部に障害を持つため、外見上では他者に理解を得づらく、障害者用の駐車スペースに車を置くと警備員に注意される、電車やバスの優先席に座ると冷ややかな目で見られる、などの経験が多いとされる他、就職・就業にも支障が出る場合があります。

 

内部障害の定義と種類

身体障害者福祉法で定める障害のうち、
心臓機能障害
腎臓機能障害
呼吸器機能障害
膀胱・直腸機能障害
小腸機能障害
ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(エイズ)
肝臓機能障害
の7つを指すします。


問2
内部障害で最も多いものは心臓機能障害者である。

答え


内訳
心臓機能障害者59万5,000人
腎臓機能障害者23万4,000人
膀胱・直腸機能障害者13万5,000人
呼吸器機能障害者9万7,000人
小腸機能障害者8,000人
ヒト免疫不全ウイルスによる
免疫機能障害者1,000人

 

問3
統合失調症は思春期から青年期(20歳代)に発症することが多い。

答え


 

問4
統合失調症は幻覚、妄想など現実と非現実の境がぼやけてくる症状が特徴的な心の病気である。

答え


例えば、耳元で誰かが絶えず自分の悪口を大声で言っている幻聴があったら、物事に集中できなくなるのはもちろん、眠ることさえ困難になるでしょう。こうした症状は陽性症状と呼ばれ、統合失調症を特徴付ける症状であり、脳内神経伝達物質の一つであるドーパミンの機能異常と深く関連していますが、治療によって、比較的容易にコントロールする事ができます。

統合失調症のもう一つのタイプの症状として、個人差がありますが、感情の起伏に乏しい、意欲低下、興味減退などがあります。こうした症状は、私たちが活動する際に不可欠な、自発性、感情、意欲、興味などの機能低下の症状であり、陰性症状と呼ばれています。


問5

アスペルガー症候群とは
アスペルガー症とは、社会性・興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害のことをいう。

答え



非自閉症の人は、他者の仕草や雰囲気から多くの情報を集め、相手の感情や認知の状態を読み取ることができる。この能力が自閉症の人には欠けており、他者の心を読むことが難しい(心の理論の欠如)。そのような、仕草や状況、雰囲気から気持ちを読み取れない人は、他人が微笑むようすを見ることはできても、その微笑みがなにを意味しているかが理解できない。多くの場合、彼等にとって「行間を読む」ことは、困難ないし不可能である。最悪の場合、対人コミュニケーションのどの局面でも、表情やボディランゲージなどを手がかりとしてニュアンスを読みとることができない。つまり、人が口に出して言葉で言わなければ、意図していることが何かを理解できない。とはいえ、この種の能力差は、健常者から深刻な障害をかかえるケースにまでわたってスペクトラム状(連続体)に分布している。したがって、アスペルガー症候群に分類されるケースにおいても、表情や他人の意図を読み取ることにさほど不自由のない人もいる。また、彼らはしばしばアイコンタクトが困難である。ほとんどアイコンタクトをせず、それをドギマギするものだと感じる場合が多い。その一方で、他人にとって不快に感じるくらいに、じっとその人の目を見つめてしまうようなタイプもいる。アイコンタクトなどにおいて、相手から発せられるメッセージを理解しようと努力しても、この障害のために相手の心を解読しそこねることが多い。例えば、初対面の人に挨拶をする際に、社会的に受け入れられている通常の手順で自己紹介をするのではなく、自分の関心のある分野について、一人で長々と話し続けることがある。

あと少しですね。頑張りましょう!

よい一日をお過ごしください。では、またあした・・・

01-green

« »