No.78 【介護福祉士メルマガ】
2013年1月7日
こんにちは、合格オンラインの井上です。
第25回介護福祉士国家試験対策のメルマガをお届けします。
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本日は【発達と老化の理解】分野
2日目となります。
試験出題範囲は下記になります。
介護福祉士国家試験ではおなじみの、超頻出問題です。
しかし、なぜか第24回試験にはまったく出題されませんでした。
たとえば、エリクソンやフロイトに関連する問題はありませんでした。
今年は、ゆりもどし現象で出題される可能性があります。
◆◆
◆人間の成長と発達の基礎的理解
1.発達の定義
2.発達段階
3.発達課題
4.その他
では問題まいります。
○か×で解答してください。
あーゆーれでぃ・・・
ゴーー
問1
心理学における発達とは、一般に受精から死に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の量的及び質的変化・変容をいう。
答え
↓
↓
○
参考として
外国語の development、
あるいはドイツ語の die Entwicklung は、巻いた絨毯のようなものを開いていくような行為、様子をいうもので、開ききってしまったところが人間の終焉になるとされています。
問2
発達の三要素とは、成長、成熟、学習である。
答え
↓
↓
○
ちなみに
成長の反対語は老化です。
問3
老化とは、生物学的には時間の経過とともに生物の個体に起こる変化。その中でも特に生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を指します。
答え
↓
↓
○
老化は、死を想起させたり、成熟との区別が恣意的であることから、加齢(かれい)、エイジング (aging) と言い換えられる場合もあります。
問4
ジャン・ピアジェの発達段階説は、4段階にまとめたものである。
答え
↓
↓
○
・感覚運動器
・前操作期
・具体的操作期
・形式的操作期
の段階分類されます。
問5
フロイトの発達段階説は、4段階にまとめたものである。
答え
↓
↓
×
6段階が正しいです。
ちなみに
・口唇期
・肛門期
・男根期
・潜在期
・思春期
・性器期
問6
エリクソンの発達段階説は、8段階にまとめたものである。
答え
↓
↓
○
・乳児期
・乳児期前記
・乳児期後期
・児童期
・青年期
・青年期初期
・青年期中期
・青年期後期(65歳頃以降)
問7
発達課題とは、「人間が健全で幸福な発達をとげるために各発達段階で達成しておかなければならない課題」であり、「次の発達段階にスムーズに移行するために、それぞれの発達段階で習得しておくべき課題がある」とされる。
答え
↓
↓
○
問8
発達課題を最初に提唱したのは、教育心理学者のロバート・J・ハヴィガーストである。
答え
↓
↓
○
エリクソンも発達課題を提唱していますが、最初に提唱したのは、エリクソンではありません。
問9
エリクソンの提唱した発達課題は発達課題は、子どもから高齢者に至るまでの各年齢段階にあるとされている。
答え
↓
↓
○
問10
エリクソンの成熟期の発達課題は、上手く達成され成功した場合は、自我統合とされている。
答え
↓
↓
○
不成功の場合は、絶望とされています。
お疲れさまでした。
老人介護をしていて、発達や発達段階、発達課題を意識して介護をされている方って全体の何パーセントくらいいるのでしょうね??
ちょっと難しいので、学問のための学習という感じがします。
出題範囲をよく見ると
◆◆
◆人間の成長と発達の基礎的理解
1.発達の定義
2.発達段階
3.発達課題
の分野は幅も広く奥が深いので、得点しにくい分野ともいえます。が、一応、視野に入れて準備しましょう。
あとマズローの【自己実現理論】も学習しておくとよいでしょう。
マズローは、人間の基本的欲求を低次から述べると、以下の通りとなります。
1生理的欲求
2安全の欲求
3所属と愛の欲求
4承認(尊重)の欲求
5自己実現の欲求
マズロー出るといいですね。
本日はここまでといたします。お疲れさまでした。
明日の【発達と老化の理解】分野
3日目は、アラカルトスペシャル問題20問です。
予想して、学習を進めましょう。
よい一日をお過ごしください。では、またあした・・・