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(No.16) 2011年7月12日号

(No.16) 2011年7月12日号

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2011年7月12日

合格オンラインです
No.16-2011-PC
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こんにちは、合格オンラインの井上です

7月7日のニュースからです。

厚生労働省は医療対策に重点的に取り組んできた

がん、脳卒中、心筋梗塞糖尿病の【4大疾病】に新たに精神疾患を追加して【5大疾病】とする方針を

社会保障審議会医療部に報告し承認されたとのことです。

ちなみに、うつ病などの精神疾患の患者数は増加し続けており、2008年度には、323万人となるなど、従来の4大疾病の患者数を上回っているそうです。では、練習問題をどうぞ。本日は精神保健に関する問題です。

(1)
睡眠薬の内服は、病状を悪化させる。

 

正解は、×ですね。患者さんは、睡眠障害を合併している場合もあります。適切な処方による症状の改善もあります。

(2)
睡眠障害の多くは遺伝性である。


これも、正解は×に。

(3)
不眠症はうつ病では見られない。

 

もちろん、正解は×。

(4)
老年期うつは、不安、焦燥傾向を示しやすい。

 

正解は、○になります。

(5)
ストレスを引き起こす生活上の出来事が引き金となり、心因性に起こる精神病を症状性精神病という。

 

正解は、×になります。症状精神病は、身体の病気が原因の精神障害で、糖尿病や膠原病、代謝障害などにより生じるものとされています。
これは、第19回の問題70から。精神疾患が、けっして人事でないことが、理解できる設問です。年に、約3万人もの方がなくなり、社会問題となっている自殺。その9割が、精神疾患に罹患していた可能性があるとされていることからも、対策の必要性がわかりますね。

それでは、良い1日を。

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