No.31【ケアマネメルマガ】
2011年09月09日
こんにちは、合格オンラインの井上です
ううむ。やはり決め手は、Aβ。
AKB ではなくて
Aβ
(ベータアミロイド)。
アルツハイマー病のうち、数パーセントを占める【家族性】とよばれる遺伝子異常による患者さんから、人工多能性幹細胞をつくることに成功。この成功により病気の原因とされる、ベータアミロイドという蛋白質をつくることも可能となり、薬剤で抑えられることも確認できたそうです待ち遠しい、特効薬まで、あと少し!!
では 練習問題をどうぞ。1問 1答 です。テーマは認知症です。
(1)
アルツハイマー病は、臨床症状とCTスキャン、MRIなどの方法で脳梗塞脳出血の存在を認めることにより診断される。
正解は、×ですね。正しくは、脳の萎縮(脳室拡大や脳溝拡大)が見られるです。
(2)
入院、転居など生活環境を移す負荷(リロケーションダメージ)は認知症に悪影響を及ぼすことがある
正解は、○になります。
(3)
血管性認知症の特徴として易怒性や収集癖、窃盗などの人格障害や反社会的行動が知られている。
ブゥーーーーーーー!!もちろん、答えは×に。設問の文章はピック病の症状についてです。
(4)
認知症の症状を示す疾患には、脳腫瘍や正常圧水頭症のほか甲状腺機能低化症などの全身性疾患もあるので鑑別診断が重要である。
正解は、○ですね。
(5)
MMSのみで認知症と診断することができる。
ブブブーーーーーー!!これも、やはり×。
簡易スケールのみでの診断は行われません。
5問のうち、1から3は22年本試験 問題42から。4と5は21年本試験問題 43からです。
ちなみに、認知症関連出題は、過去5年れ・ん・ぞ・く。
と。
いうことは。
医療20問を受ける方はもちろんのこと、総合 5問のみの方も認知症に関する学習は必須やって損なし!!が井上の持論であります。
それでは、良い週末を。