2011年12月16日
No.59-2011-
【介護福祉士メルマガ】
こんにちは、合格オンラインの井上です。両手でそおおおおおっと大切に大切につつむ様なマーク。
もう、お気づきですね?
静岡県が全国に先駆けて作成した、【介護中】であることを周囲に知らせるためのマークです。トイレ介助など外出先でも介護が必要なることは当然ですよね。介護者が周囲に誤解されることがないようにとの多くの要望から生まれたこのマーク。
見かけたら温かい眼差しで見守りたいものです。
では、練習問題をどうぞ。右片麻痺のある利用者がベッドの端に腰掛けている状態から立位になる際の介助方法についてです。
(1)
ベッドに深く腰掛けるよう促す。
正解は、×ですね。両足の足底が床にしっかりつく様に、浅く腰掛け直すが正解。
(2)
両足は膝より前に出すよう促す。
正解は、×になります。試しに御自身でなさっていただくと、納得かも。これでは、立ち上がるのがすっごく大変ですよね。
(3)
利用者の左側に立つ。
うっかり、○にしちゃいそうですが・・・患側である、右側が原則ですね。よって、正解は×に。
(4)
頭を反らせるよう促す。
正解は、×になります。これも、ぜひお試しになってみてくださいね。やや、前傾姿勢が原則となります。
(5)
利用者の右大腿部に手を当て、立ち上がるのを補助する。
正解は、○になります。患側のフォローもやはり原則の1つ。ふだんの御仕事シーンなら楽勝!!で正解できるけどいざ文章になるとイメージしにくいのが本日のような介護の問題です。
学習の合間に、ちょこっと実際にからだを動かしてみるのもおすすめです。
介護する側の視点。
介護される側の視点。
どちらもイメージできるよう週末はトレーニングなどいかがでしょう??
それでは、良い週末をおすごしください。