介護支援専門員、ケアマネ

第15回 問題21


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【問題21】地域包括支援センターと指定介護予防支援事業者について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 地域包括支援センターは、包括的支援事業を行う施設である。

2 地域包括支援センターは、居宅サービス計画の検証を行う。

3 地域包括支援センターは、施設サービス計画の検証を行う。

4 介護予防支援事業者の指定は、都道府県知事が行う。

5 介護予防支援事業者の指定を受ける者は、非営利法人に限られる。


【用語解説】

●地域包括支援センター
地域包括支援センターは、公正・中立な立場から、
(1)総合相談支援

(2)虐待の早期発見・防止などの権利擁護

(3)包括的・継続的ケアマネジメント支援

(4)介護予防ケアマネジメント
という4つの機能を担う地域の中核機関です。

運営主体:市町村、在宅介護支援センターの運営法人(社会福祉法人、医療法人等)その他市町村から委託を受けた法人

職員体制:保健師(又は地域ケアに経験のある看護師)、主任介護支援専門員、社会福祉士の3つの専門職種又はこれらに準ずる者

●指定介護予防支援事業者
指定介護予防支援は、介護保険における予防給付の対象となる要支援者が介護予防サービス等の適切な利用等を行うことができるよう、その心身の状況、その置かれている環境等を勘案し、介護予防サービス計画を作成するとともに、当該介護予防サービス計画に基づく指定介護予防サービス等の提供が確保されるよう、介護予防サービス事業者等の関係機関との連絡調整などを行うものである。

この指定介護予防支援の業務は、センターが行う業務とされており、法第115条の20の規定に基づき、市町村の指定を受ける必要がある。これは、市町村が直営するセンターであっても、同様である。

また、業務の実施に当たっては、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準(平成18年厚生労働省令第37号。以下「指定介護予防支援基準」という。)を遵守するものとする。

●非営利法人
様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体。
したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、事業で得た収益は、様々な社会貢献活動に充てることになります。

【解説】

【解答】1, 2, 3


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