第14回 問題50
【問題50】介護保険における訪問介護について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 軽微であってもやけどの処置は医療行為となるため、訪問介護員が行ってはならない。
2 訪問介護員は利用者の生活実態や要望等多くの情報を持っているので、その情報を介護支援サービスに活用することが期待される。
3 衣類の整理や被服の補修は、生活援助に含まれる。
4 一人暮らしの利用者に対して正月のために特別な手間をかけて行う調理は、生活援助に含まれる。
5 利用者が訪問介護員に業務の範囲を超えるかもしれない要求をした場合には、介護支援専門員と相談して対応する。
【用語解説】
【解説】
問題 50【合否のカギをにぎる問題】
さあ、ここからはしばらくは福祉系サービスの出題が続きます。皆さまは福祉系サービスの内訳はOKでしょうか? 『ちょっと、不安・・・』そんな受験生さんのために、ここでおさらいです。御参照ください。
◆ 訪問介護
◆ 訪問入浴介護
◆ 通所介護
◆ 短期入所生活介護
◆ 特定施設入居者生活介護
◆ 福祉用具および住宅改修
◇ 夜間対応型訪問介護
◇ 認知症対応型共同生活介護
◇ 認知症対応型通所介護
◇ 小規模多機能型居宅介護
◇ 地域密着型特定施設入居者生活介護
◇ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
★ 介護予防訪問介護
★ 介護予防訪問入浴介護
★ 介護予防通所介護
★ 介護予防短期入所生活介護
★ 介護予防特定施設入居者生活介護
★ 介護予防福祉用具および住宅改修
★ 介護予防認知症対応型通所介護
★ 介護予防小規模多機能型居宅介護
★ 介護予防認知症対応型共同生活介護
1× 【5訂 第2巻24P】
2006年に厚生労働省より医療行為でないものが明らかにされています。
軽微な切り傷、擦り傷、やけどなどについて専門的な判断や技術を必要としない処置は医療行為ではないとされます。
2○ 【5訂 第2巻24P】
設問のとおりです。
3○ 【5訂 第2巻23P】
設問のとおりです。
4× 【5訂 第2巻23P】
日常的に行われる家事の範囲を超える行為として、正月や節句などのために特別な手間をかけて行なう調理があります。
5○ 【5訂 第2巻32-33P】
設問のとおりです。
【解答】2,3,5