第13回 問題55
【問題55】介護予防通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 介護予防通所介護事業所の管理者は、モニタリングの結果を踏まえ、必要に応じ介護予防サービス計画の変更を行う。
2 介護予防通所介護事業所の管理者は、介護予防通所介護計画に基づくサービスの提供開始時から、少なくとも3月に1回は、利用者の状態・サービス提供状況等について、介護予防支援事業者に報告しなければならない。
3 サービスの提供に当たっては、介護予防通所介護計画に基づき、日常生活を営むのに必要な支援を行う。
4 介護予防通所介護事業として、運動器機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスを提供することができる。
5 利用者とのコミュニケーションを十分に図るなどして、利用者が主体的に参加するよう適切な働きかけに努める。
【用語解説】
●介護予防通所介護
要支援1、要支援2の方が対象の介護予防サービスです。デイサービスとも呼ばれます。デイサービスセンターなどの施設に通うタイプの介護予防を目的としたサービス。
【解説】
問題 55【合否を分けそうな問題】
さかのぼること、2009年、2008年、2007年、2006年、そして、2005年・・・。『どおーーーーも、2005年あたりから記憶が無いのじゃ。』と、遠い目をなさる受験生さんがきっと、きっと、きっと、多数おられることとおもいます。業界激震の法改正が行われた年ですね。要支援状態が2種類になり、介護予防支援、介護予防サービス、地域密着型サービス創設などてんこ盛り。それまでは要支援の方のプランも、利用者さんからの依頼を受けて居宅介護支援事業者が作成できましたが、改正後は、介護予防支援事業者(地域包括支援センター)が原則として担当することになりました。居宅介護支援事業者に委託することも可能ですが、あくまで、【い・た・く】です。最終責任は介護予防支援事業者ですので、ほう・れん・そうは必須。報告、連絡、相談は居宅介護支援事業者に限りません。介護予防サービスに位置づけられた各種サービス事業者も当然に、介護予防サービス計画を作成した介護予防支援事業者への報告、連絡、相談を行います。
1× 【5訂 第4巻590P】
突然ですが・・・みなさまは、設問をお読みになるとき、どんな風になさってますか?
① そのまま、集中して黙読。
② 大事と思う箇所に波線とか入れながら。
③ 固有名詞や文節など、区切りごとに斜線を入れながら。
もしも、この設問で1点を逃したならば、もしも、14回で上位合格でリベンジ!を密かに誓っておられるならば・・・・ ③が、おすすめです。設問の文章は、こんな感じで、【斜線を入れながら】をお試しになってみてくださいね。
★ 介護予防通所介護事業所の/ 管理者は/ モニタリングの/ 結果を踏まえ/ 必要に/ 応じ/介護予防サービス計画の/ 変更を/ 行う。
これなら、介護予防サービス計画の部分が、真犯人って、気づきますよね。介護予防通所介護事業所の管理者が作成するのは、介護予防通所介護計画となります。
2× 【5訂 第2巻147P】
正しくは、1ヶ月に、1回となります。内緒ですが、試験において【数字】に関する設問は、ぶっちゃけ、【ひっかっけ問題】の場合が多いのでみなさま御注意ください。
オンライン模試Ver.3.3でも登場した問題です。
3○ 【5訂 第4巻589P】
設問のとおりです。
4○ 【5訂 第4巻589P】
設問のとおりです。
5○ 【5訂 第4巻589P】
設問のとおりです。
【解答】3,4,5