介護支援専門員、ケアマネ

第14回 問題54

01-green

【問題54】小規模多機能型居宅介護について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 小規模多機能型居宅介護の登録者に対しては、当該事業所の介護支援専門員が居宅サービス計画の作成を行う。

2 小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員は、25人以下としなければならない。

3 通いサービスを利用していない登録者には、可能な限り、訪問サービスの提供や電話連絡による見守り等を行わなければならない。

4 宿泊サービスの利用者がいない場合でも、緊急時に備え宿直や夜勤を行う職員を必ず配置しなければならない。

5 利用者の便宜を図るため、利用者は複数の小規模多機能型居宅介護事業所に登録することができる。

 

【用語解説】

●小規模多機能型居宅介護
デイサービスを中心として、要介護者の様態や希望に応じて、随時「訪問(訪問介護)」やショートステイを組み合わせてサービスを提供することで、中重度となっても在宅での生活が継続できるように支援するもの。

【解説】

問題 54【合否のカギをにぎる問題】

『小規模・多機能型・居宅介護』とは、どのようなサービスなのかを簡単に御説明してみましょう。

小規模多機能型居宅介護は、要介護者についてその居宅において、またはサービスの拠点に通わせたり、短期間宿泊させることにより、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで、入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話および機能訓練を行うことにより、利用者がその有する能力に応じその居宅において自立した日常生活を営むことができるようにするものです。

この文章からだけでも、新しい試み満載の期待度が高いサービスであることがおわかりいただけるかと思います。まだまだ事業者の数も少なく、発展途上中なのですが、できればホームページをのぞいたりパンフレットを取り寄せたりして、サービスの内容や仕組みが生き生きとイメージできるように学習なさってくださいね。

1○ 【5訂 第2巻299P】

設問のとおりです。

2○ 【5訂 第2巻298P】

設問のとおりです。

3○ 【5訂 第2巻299P】

設問のとおりです。

4× 【5訂 第2巻298P】

宿泊サービスの利用者が1人でも、訪問サービス対応にため夜間および深夜の時間帯を通じて夜勤1名と宿直1名の2名が最低必要となります。た・だ・し。 宿泊者がいない場合は、訪問サービスの要請に備え必要な連絡体制を整備していれば宿直または、夜勤の従業者を置かないことができます。

本試験では、各種サービスの特徴に関する出題も多く登場します。パターンをしっかりつかんでおきましょう。

5× 【5訂 第2巻298P】

利用者は、複数の事業者に登録することはできません。

オンライン模試でも登場したので、トライしてくださったかたはガッツポーズがでたかもしれないですね。

【解答】1,2,3

01-green

このページの先頭へ