介護支援専門員、ケアマネ

第12回 問題45


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【問題45】次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 国際生活機能分類(ICF)とは、身体的な機能から評価したものである。

2 療養通所介護は、がんなどで病院に入院したまま利用できるサービスである。

3 長期臥床状態では、尿路結石が形成されやすい。

4 経腸栄養法が選択された場合、基本的には経口から食事を摂取してはならない。

5 糖尿病でインスリン治療中の高齢者では、低血糖が認知機能低下の要因となる。


【用語解説】

●国際生活機能分類(ICF)
人間の生活機能と障害に関して、アルファベットと数字を組み合わせた方式で分類するものであり、人間の生活機能と障害について「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つの次元及び「環境因子」等の影響を及ぼす因子で構成されており、約1,500項目に分類されている。

●臥床(がしょう)
床につくこと。寝ること。

●尿路結石
腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患。泌尿器科の外来でみられる疾患の中では最も頻度の高い疾患のひとつで、年間罹患率も年々上昇を続けている。特に壮年男性と閉経後女性に高頻度にみられる。
腎臓から尿道に至る尿路に通過障害や変形があると、尿流の停滞を招き結石を生じやすくなる。水腎症では腎結石、また前立腺肥大症、神経因性膀胱では膀胱結石が生じやすく、長期臥床者では尿流停滞の他に骨吸収も進み、これも結石の原因となる。慢性的に持続する尿路感染も結石形成の重要な一因。

●経腸栄養法
消化管の機能は保たれているが食物の経口摂取が困難な場合に、消化をあまり必要としない栄養剤(濃厚流動食、半消化熊栄養剤、消化態栄養剤があり、消化機能の状態によって使い分ける)を管などを用いて胃または小腸に直接注入する方法。


●糖尿病
血糖値が高くなる病気。(上手くブドウ糖を取り入れられない病気)
糖尿病は4つのタイプに分けられます。
・1型糖尿病
膵臓がインスリンをほとんど、あるいは全く作らないために体の中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こる糖尿病。
・2型糖尿病
インスリンの量が不十分で起こる糖尿病と、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなるために、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こる糖尿病がある。食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多い。日本の糖尿病者の95%がこのタイプ。
・遺伝子の異常やほかの病気が原因となる糖尿病
遺伝子の異常や肝臓・すい臓の病気、感染症、免疫の異常などの他の病気が原因となって引き起こされるもの。薬品が原因となる場合もある。
・妊娠糖尿病
妊娠時に現れる糖尿病。新生児に合併症が出ることもある。

【解説】 

【解答】3,5


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